川崎 教会 とりなしの祈り 家の教会

2025年 年間標語 年間標語「強く、雄々しくあれ」(ヨシュア1章1~9節)


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『教会活動の優先順位の再確認』 牧師コーナー(824)

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 すべての教会はさまざまな活動を行っています。しかし、その活動には優先順位があるべきだと考えます。優先順位を決める基準は、「その働きがどれほど魂の救いに近いか」です。なぜなら、魂の救いこそが教会の存在目的だからです。
 この原則は、戦争で戦う軍隊を思い浮かべるとよく理解しやすいでしょう。戦場には最前線で戦う歩兵部隊があり、その後方には砲兵部隊や側面を支援する戦車部隊があります。補給部隊、車両支援部隊、全体を管理する行政部隊も欠かせません。どの部隊も必要ですが、最前線で直接戦う部隊が最も重要です。他のすべての部隊は、前線の兵士が勝利できるよう支えるために存在していると言えます。
 教会も同様です。悪しき暗闇の力と戦い、闇に縛られた人々を光へと導く——すなわち魂の救いの働きこそが中心であり、最も重要な活動です。教会のすべての部署は、この魂の救いを助ける方向で機能すべきです。
 たとえば、地域の教会同士が運動会を行うことがあります。そのような活動は教会として大規模に参加するのではなく、希望者のみが出場し、教会は必要最低限の励ましに留めてもよいかもしれません。運動会自体は良いものですが、魂の救いとの直接的なつながりは薄いからです。
 このような理由から、私たちの教会は「牧場」と「牧者」を最重要と考えています。牧場は魂の救いのために闇の勢力と戦う“最前線の部隊”のようなものであり、牧者はその最前線で暗闇と直接向き合い、一つの魂を救うために献身する責任者です。したがって、教会の予算も魂の救いに直結する働きに最も多く配分し、重点的に支援すべきです。
 子どもたちへの教育や信徒の訓練も魂の救いに近い働きであり、十分な支援が必要です。しかし、教会員どうしの親睦を目的とする趣味活動など、魂の救いと直接関係がないと判断される働きについては、教会が積極的に予算を投じなくても良い場合があるでしょう。
 わが教会の信徒の皆様には、教会の究極の目的が魂の救いにあることを常に覚えつつ、与えられた賜物をその目的のために用い、奉仕の優先順位を定めていただければ幸いです。

趙 南洙師



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